【東京】アイカツ武道館!溢れ出す愛と幸福と笑顔と涙

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あなたはアイカツを知っていますか?

皆さんはアイカツという作品を知っていますか?

バンダイの筐体型データカードダスのゲームとして、またそれを原案、原作としてテレビ東京系列で放送されているテレビアニメです。

「アイカツ」とは「アイドル活動!」の略。
中学生の女子生徒がトップアイドルを目指して日々頑張っていく(=アイドル活動=アイカツ)作品で、2013年秋の放送開始から「アイカツ!」が3年半、そして後継作品の「アイカツスターズ!」が2016年4月から今年の3月まで丸2年放送されています。

 

4月からは再び舞台設定を異にする「アイカツフレンズ!」の放送が決定しています。

公式ホームページはこちら

 

※本記事では包括的な作品としての扱い、テーマの上での表記をアイカツ、2013~16年まで放送されたアニメを「アイカツ!」、2016~18年3月まで放送されたアニメを「アイカツスターズ!」、2018年4月から放送されるアニメを「アイカツフレンズ!」と表記します。

初代アイカツ!の画像

真ん中の女の子が初代「アイカツ!」主人公の星宮いちご、左がいちごの親友・霧矢あおい、右が紫吹蘭。

歌い手と声優が違う

「ラブライブ!」シリーズや「アイドルマスター」などと広義的には近く、アイドルを目指す女の子たちがステージで歌を歌い、その歌が作品の一つのメインコンテンツになっています。

前者2つはキャラクターの声優さんがそのまま曲を歌っているのに対し、「アイカツ!」「アイカツスターズ!」では声優さんと歌い手が別という形がとられています。

これはアイカツを知らない人にとってはなかなか理解しにくいことのようです。

例えば主人公・星宮いちごのキャラクターの声は諸星すみれさんが担当していますが、いちごがステージで歌う歌は諸星さんではなくSTAR☆ANISの、わかさんが歌唱を担当しています。

「アイカツ!」「アイカツスターズ!」ではSTAR☆ANISAIKATSU☆STARSの2つのグループが歌唱を担当。

STAR☆ANIS(以下スタアニ)が「アイカツ!」の主に1、2期を歌い、AIKATSU☆STARS(以下アイスタ)が「アイカツ!」の主に3、4期、「アイカツスターズ!」のアニメの歌い手を担っています。

「アイカツ!」の2期から3期への移行はストーリー上での主人公の変更ですね。

また2016年にリリースされたゲームアプリ「フォトカツ」上では旧世代キャラの新曲もリリースされており、そちらではスタアニも新曲を担当しています。

一人の歌い手さんが複数のキャラクターの歌唱役になることも多く、キャラクターによって全く違うテイストで歌いあげる姿はさすがだなと思わされます。

4月から放送される「アイカツフレンズ!」は声優さんがそのまま歌い手になる形をとるということで、スタアニ、アイスタのアイカツシリーズ卒業が決定。

2月27、28日に行われた初の日本武道館でのライブは、新たな旅立ちのスタートラインという位置づけになりました。

いざ、アイカツ武道館へ

アイカツ界隈を除くと、STAR☆ANISもAIKATSU☆STARSも、グループの名前を知っている人は少ないと思います。

メディアの露出も少なく、日本武道館でライブができるだなんて私も夢みたいな話だなと思いました。

そして、こういう言い方はあまりしたくないんですが、スタアニとアイスタのさよなら公演。もう彼女たちが一緒に歌う姿を見ることはできないんです。
3月で「アイカツスターズ!」の放送が終了する、5年間のアイカツシリーズとの一つのお別れでもあります。

アニメの中の話をすると、「アイカツ!」と「アイカツスターズ!」は舞台設定が異なり全く違う話なので、この2作の移行の際もだいぶ世界観の断絶があるのですが、アニメの中で融合させる特別回を設けたり前述のアプリゲーム「フォトカツ」で融合させたりと完全には分けなかったことから「アイカツシリーズ」という表現をさせていただきます。

ライブが行われた日本武道館の最寄り駅は東京メトロ・都営地下鉄の九段下駅。実はアニメ「アイカツスターズ!」の最初に主人公・虹野ゆめが出演するのが九段下なんですよね…

そんなわけで、「アイカツ武道館2018」に私も両日参加してきました。

武道館に来たゾ

日本武道館の画像

日本武道館は初めて訪れました。地下鉄九段下駅構内に武道館への案内がしっかりされており、特に迷うことなく到着。

虹野ゆめちゃんも出てきた出口から地上に出て、坂を少し上ると田安門という門から北の丸公園に入れます。

地下鉄を下りてから武道館の入場口までは寄り道をしなければ10分程度で着くのではないでしょうか。

日本武道館の周縁は物販のテント、CD販売、歌手の方へ向けたフラワースタンドの並べられたコーナーなどがあり、皆さんが思い思いに開演までの時間をつぶしていました。

武道館内の座席は1階のアリーナ席、1階スタンド、2階スタンドとなっており私は両日とも2階でしたが、エリアによるステージの見え方などはこちらのサイトがとても参考になりましたので、これから武道館に初めて訪れる方は是非ご覧になってみてください。

会場の車の画像
右に映っている車はアニメ「アイカツ!」の舞台・スターライト学園で生徒たちが載っていたワゴンを模した車ですね。

アイカツを愛してやまない方々がキャラクターを施したりさまざまな形で車にアイカツ愛を表現されていました。私が1日目に訪れた時はちょうど武道館の沿道にずらっと並んでおり、そのあとは駐車場に移動していたので、この壮観を目にすることができてラッキーでした。

公式のスターライトワゴンの画像

こちらは2015年に中野で行われたAIKATSU☆STARSのライブイベント時に展示されていた公式のスターライトワゴン。

キャラクターは左から氷上スミレ、大空あかり、新条ひなきの3人です。
ゆなさん宛のフラワースタンド

ゆなさんに宛てたものはついつい撮ってしまいました

フラワースタンドの画像

思い思いの素敵なイラストで彩られ…!

スタンドの画像
フラワースタンドの画像
フラワースタンドの画像
フラワースタンドの画像
フラワースタンドも圧巻の一言。通常のアーティストと比べると、もうケタというかスペースが全く段違いだそうです。

これがアイカツを愛するみんなの熱意と愛!

 

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開演、そして感動のフィナーレ

「アイカツ武道館」のライブは18時に開演。アニメの登場シーンそのままに歌い手さんが登場します!

この登場シーンのBGMは「アイカツ 変身」「アイカツ フィッティング」などで動画として投稿されたりしているので興味がある方は検索してみてください。もしかすると耳にしたことがあるかもしれません。

手拍子が響く中全員が登場。1日目の1曲目は「アイカツ!」1、2期の象徴的なナンバー「アイドル活動!」でした。

YouTube動画「アイドル活動!」@aikatsuTV

アイカツのテーマソング的な曲はどのシーズンにもあり、どれも良い曲なんですが、2日目の一番最後にもこの「アイドル活動!」を歌ったことでこの曲がどれだけアイカツにとって重要なのかが改めてわかりました。

※曲目のネタバレすみません!

愛の還る場所
ありがとうの生まれる光

1日目、2日目ともに隣の席の人は泣いていました。私も泣きました。別れが寂しいとか名残惜しいとか、それももちろんありますが、ありがとうっていう感情が大きいと思います。

毎日に力をくれる歌詞、メロディー、歌い手さんと声優さんが二人三脚で作り上げたキャラクター、アイカツを愛させてくれてありがとう。この素敵な景色を一緒に楽しませてくれてありがとう。そんな思いで身体を委ねていました。

アイカツ武道館は本当に愛が生まれ、表現され、ありがとうが止めどなく溢れ出る世界でした。アイカツの世界観である、繋がりや友情、信頼、さらなる高みを目指す喜び。

スタアニとアイスタの皆さんもありがとうと何度もおっしゃっていましたが、私たちの方もそれに負けないくらいの感謝を表しました。

アイカツのアニメのライブシーンではオーディエンスが盛り上がり、その興奮や熱狂が光やオーラとして表現されています。

アイカツ武道館ライブではそれを再現したばかりではなく、愛や好きという感情、感謝、感動というものからもオーラが生まれることを証明しました。

※セットリストなどはツイッターで検索をかけると見ることができます。本記事ではネタバレを避けるため記載しません。ご了承ください。

 

 

こんなに魅了されるとは、自分が一番びっくり

最後に、私個人とアイカツの話を少しさせていただきます。

私がアイカツと出会ったのは2014年の秋。『劇場版アイカツ!』のプロモーションに携わることになり、上司から勉強するようにと言われたことがきっかけでした。

それまではアイカツの存在を知りませんでしたし、他のアニメやゲームにも全く触れない人生でした。
見始めたときはちょうど「アイカツ!」第3シーズンが地上波で始まるタイミングで、最初にライブシーンを見たときはもう意味がわかりませんでした。

なんで着替えてるの?なんで歌ってるの?なんでアニメとCGの映像違うの?スペシャルアピールって何?

全く理解できないまま30分が終わりましたが、その日のうちに「アイカツ!」第1話のDVDを借りに行きました。
4話くらいまで見て、ようやく「なんで?」が消えていったのを今でも覚えています。

アイカツ!の画像

(C)2016 BNP/BANDAI, AIKATSU STARS THE MOVIE ▲あおいちゃんは前列右端の青い髪、ひなきちゃんは前から2列目の黄色い髪の子です。

放送中の第3期とDVDでの第1期を並行しながら見ていたのですが、最初に好きになったのが霧矢あおいちゃんと新条ひなきちゃんでした。

強くて真っ直ぐで優しくて

アイドル活動をしていく女の子たちは、みんなまっすぐでクリアな心で前を向いて進みました。

みんな友達で、ライバルでもある中で、いがみ合ったり足を引っ張りあったりすることもありませんでした。

根性論や不屈の理論によるスポ根作品の一面も示しながらも、アイカツの世界観に流れているのは「ありがとう」とか「夢」とか「輝き」とか「頑張ろう」とか「輝く」といった綺麗で素直なメッセージ。そしてそれは当然ながらアイカツの楽曲にも色濃く反映されています。

ただ歌詞を聴くだけでは綺麗事に映るかもしれませんが、「アイカツ!」と「アイカツスターズ!」内ではたくさんの挫折や涙、失敗や、なんてことない日々の人間らしさが描かれています。

きらびやかなドレスをまとってステージでライブシーンをするキャラクターたちはみんな、普段ジャージ姿でトレーニングに励んでいます。

自分が輝くためにできることは何だろうと模索しながらも、それでいて誰かを傷つけることは絶対にしません。「ヒラリ/ヒトリ/キラリ」という曲はまさにテーマを体現したような歌詞です。

アイカツを好きになってから私は性格が穏やかになりました。
他人の悪口を言うよりも、良いところを見つけて楽しもうと考えるようになりました。

 

ライブも何度か見に行き、アニメは「アイカツ!」から「アイカツスターズ!」への移行がありました。

劇場版の第2弾のプロモーションにも携わらせていただきました。その時の企画会議では前作と比べて成長できたことを自分でも、また他の方からの評価としても実感できました。うんうん、これもアイカツだね!

一つの作品にこんなにものめりこむことができるんだと、自分にびっくりしました。きっと世間でいうところのオタクにカテゴライズされるのでしょう。

でも、こんなにアイカツを好きになれて私は幸せですし、半ば強制的にアイカツに引き合わせてくれた当時の上司には今でも感謝しています。

アイカツ武道館に参加した方向けに書かせていただくと、1日目は1曲目の「アイドル活動!」で早くも胸が苦しくなり、前半の「フレンド」では涙がこらえられませんでした。アイカツ史に残るであろう「START DASH SENSATION」は言うまでもありません。

2日目は5曲目の「KIRA☆Power」からずっと目元をぬぐいながら見ていました。

ありがとうの涙。もう見ることができないんだと実感したのは帰宅してからで、今度は惜別の涙をこぼしました。大人だって泣いていい時がある。そう思います。

会場で配布されたカードの画像

▲会場で配布されたカードの裏面

4月以降のアニメ新シリーズはどうなるのかまだ予想もできませんが、今は5年間のアイカツとともに育ち、育ててくれたSTAR☆ANIS、AIKATSU☆STARSのみなさんに精いっぱいのありがとうと新たな門出に対する心からの祝福を送りたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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