三陸旅行vol.5 石巻市街地を歩いてみた

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写真で見る石巻の市街

 

 

(2017年11月 宮城県石巻市)

 

日和山公園を訪れた後に石巻の市街地方面へ丘陵を下り、軽くレンタサイクルを走らせてきました。

今回(2017年)訪問時は時間の制約があったため限定的ですが、過去に訪れた際の写真を使用して石巻の市街地部分をお伝えします。

物見の身分で書くことをどうかお許しください。

 

石巻駅前

(2011年11月撮影)

(2012年4月撮影)

(2017年11月撮影)

公共交通機関で石巻を訪れる際の玄関口です。
現在はJR仙石線が復旧しているため仙台からダイレクトに入ることができますが、震災後から2015年5月までは途中の駅で代行バスに乗り換えて入るという形でした。

 

僕も以前は仙石線で松島海岸駅まで行ってから代行バスに乗り換え、矢本駅から再び電車に乗るという形で石巻に入っていました。

現在は仙石線、仙石東北ライン、石巻線の3路線が乗り入れ、駅舎には石ノ森章太郎さんのキャラクターが散りばめられています。

 

 

石巻駅前商店街

駅前の商店街は訪問時に3度歩いてみました。

まずは2011年当時に撮った写真から。

2011年11月の写真

このときはマンガロードという大通りを歩きましたが、人気がなく、損壊している建物もまだ内装がむき出しで残存している状況でした。サイボーグ009シリーズや仮面ライダーの像は綺麗にありましたが、それでも2体が津波で流されてしまったそうです。

開業しているお店は当然ながらリニューアルされた店舗。「がんばっぺ!日本」の寄せ書きや、ボランティアの皆さんありがとうという張り紙が多く貼ってあり、震災の衝撃をダイレクトに感じたのを記憶しています。

 

2015年5月の写真

12年、13年も写真こそ撮っていないものの商店街は通っていました。沿岸部に比べて回復はスピーディーで、訪れるたびに町の景色が変わっていきました。

震災から4年が経った5月の写真です。

 

街灯や道路が整備され、道端の店舗もだいぶ増えてきました。キャバクラなど夜に遊ぶお店もできていました。

 

2017年11月の写真

平日なのであまり人は多くありませんでしたが、多くのお店が営業していました。

少し入った路地などは街灯やベンチなども整備されていて趣のある街並みになっています。

 

石ノ森萬画館~旧北上川東岸

旧北上川の橋を渡り、東岸側に出てみました。川の中州(住所は石巻市中瀬)には石ノ森萬画館があります。

石巻の象徴的なスポットでありながら駅から徒歩圏内なのでぜひ訪れてみてください。僕はまだ入館したことがないのですが、お土産によく仮面ライダーのグッズやお菓子を買って帰ります。

 

2011年11月の写真

 

内海橋を渡って東岸側へ向かいました。河岸ではがれきの解体作業が行われていました。絶えず工事音が響きます。

内海橋の河口側の側面は津波圧の衝撃でひしゃげた部分がありました。(中州から撮影)

 

 

石巻市立湊小学校。震災後は避難所となり別の校舎を使っていましたが、2014年から改修されたこの校舎で再び学んでいます。時計が15時50分で止まっていました。

河岸の住宅街であったであろう地域を歩いてみました。

恐らく全壊した家屋から順に解体しているのでしょう。残された家々に残る爪痕が突き刺さります。横転した船も道路に突き刺さるような形で倒れていました。

「災害支援」のシールを貼ったトラックががれきの処理を行っていました。人は歩いていません。半壊した家屋から響くのはカラスの鳴き声。驚くほど多かったです。

石ノ森萬画館はまだ閉鎖していました。(翌12年11月に再開)

ベニヤ板にはたくさんのメッセージが描かれていました。

旧北上川の西岸に戻っても沿岸部は損壊の激しい一部の家屋が残るだけ。

ピースボートのボランティアの方々が5人ほど作業をしていました。挨拶を返してくれましたが、何もできない自分が歯がゆく、またカメラをぶら下げる自分が申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 

2013年9月の写真

 

石ノ森萬画館です。この当時は既に営業を再開しており、入口のプレートも元通りになっていました。

 

湊小学校は工事の手が入っており、外からは入れないようになっていました。

上で書いたとおり、湊小学校は翌2014年から再び学び舎として利用されています。

旧北上川東岸側は半壊の建物がなくなっており、更地が多い印象でした。また全面改修された家屋が点在していて、少しずつここでの生活に戻っている方が増えているのかなと思いました。

 

2017年11月の写真

 

内海橋を渡り旧北上川東岸へ向かいます。

橋の沿道には黄色い花が咲いていました。この季節だとセイタカアワダチソウなどでしょうか。

 

東岸には、当然ながら4年前よりは多く新しい家が建っていました。女川街道沿いも少し見てみましたが、半壊した建物はもう見られません。

写真を拡大して見えるかなという程度ですが、手前の建物には東日本大震災で津波がここまで到達しましたという青い印が貼ってあります。

    

内海橋から再び石巻市街側に戻ります。東岸側の河川敷(1枚目左側)は堤防のような形で整備されてきましたが、西岸側の橋付近ではまだクレーン車が作業をしています。

内海橋西端から、旧北上川東岸部です。2枚目は小さな道路工事のようでした。

 

   

  

      

最後に中州の石ノ森萬画館。4年前と変わらぬ景色です。次に訪れた時こそ、萬画館に入ってみようと思いました。

すべての年で写真を撮っているわけではないので写真での比較ができず申し訳ないのですが、震災から8カ月が経った2011年秋の写真、そこからの経年変化を少しでも感じていただけたら幸いです。

 

 

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