三陸旅行vol.8 石巻に来たら海鮮「六文銭」は絶対!

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石巻の豊かな海の幸を食べよう

石巻は日本屈指の水揚げ量を誇る漁港の町。2011年の東日本大震災で被害を受けましたが比較的早く漁港は活気を取り戻し、近年の水揚げ量、水揚げ高は震災前の水準に近付きつつある状況です。

コウナゴ、イサダ、カレイ、メバル、ホヤ、カツオ
カツオ、マグロ、イカ、銀鮭、シャコ、マンボウ、ウニ
イワシ、秋刀魚、サバ、鮭
ホタテ、カキ、鱈、吉次(キンキ)

季節に応じて様々な海の幸が水揚げされる石巻。名物の石巻焼きそばもいいですが、訪れた際にはやはり美味しい魚介を食べていってほしいというのが僕の思いでもあります。今回は石巻にある人気の海鮮料理居酒屋「六文銭」さんを紹介したいと思います。

石巻駅から沿岸方面に徒歩5分ほど。夜などは少し場所が分かりにくいので地名を入力していくと便利です。お店のホームページはこちら

「六文銭」・住所 宮城県石巻市立町2-3-10
・電話番号 0225-93-3100
・営業時間 17時~22時
・定休日 日曜・祭日

春の「六文銭」にやってきました!

2017年の10月には吉田類さんが酒場をめぐる人気番組「酒場放浪記」にも登場したという「六文銭」。今回訪れた時も番組を見て来店したというお客さんがいらっしゃいました。YouTubeでも公開されている(2017年12月現在)のでぜひご覧ください。

そんな「六文銭」を初めて訪れたのは2015年の5月。石巻で初めて宿泊した日の夜です。食べログの評判を見て訪問しました。席は一階がカウンターと座敷テーブル、二階はグループの方が下りていたので座敷席かと思われます。

カウンターの左端に着席。その後も2回お邪魔して、奇遇にもいずれも同じ席でした。ちなみに吉田類さんは撮影時、入口に近いカウンター席に座っていたそうです。

この日はお任せの三種盛りで、右からクジラ、マグロ、イカだったかな?親世代に比べて僕たちはクジラを食べる機会がぐっと減ったんですが、石巻ではメジャーな海産物です。ミンククジラのお刺身は赤身の上に白い脂身(トイといいます)を薄く切ってのせて出してくれます。そして赤身の赤いこと赤いこと。

こちらはアナゴの天ぷら。アナゴ天も普段あまり食べないので新鮮でした。アナゴの素朴で優しい風味を衣で包んだ逸品。ご飯が進みます。基本的に六文銭で食べるときは僕はご飯をおかわりでいただきます。お隣の席に千葉からいらっしゃったご夫婦が座っていて、お兄さん美味しそうによく食べますねと声をかけてくださり、会話が弾みました。そのご夫婦も石巻には定期的に訪れ、千葉のダンススクールとの交流を育まれているそうです。

そして季節が終盤でしたが、ホヤがまだ出ていたので注文。初めてです。味にクセがありますが大丈夫ですか?と女将さんが聞いてくださいましたが、食べてみると口の中から体中の神経がとろけるような感覚に陥りました。色んなメニューを食べるたびに「ああ、来てよかったな」と幸せな気持ちになったのですが、初体験ということもありホヤのインパクトは絶大でした。これはぜひ食べていただきたい一品です。確かに独特な味ではあるものの、ウニを食べられる方は多分大丈夫だと思います。

僕は日本酒が飲めないのでウーロンハイだったのですが、六文銭の海鮮料理には日高見という冷酒がよく合います。件のご夫婦も召し上がっており、お店のご主人もおすすめしていました。

ご主人はとても優しい方で、お料理や魚、また石巻の町のことを聞くと丁寧に教えてくださいます。カウンターに座った際はお仕事の邪魔にならない程度に話しかけてみると色々なことが知れると思います。

秋の「六文銭」にやってきました!

同じく2015年の10月、そして今回の2017年11月と以降の二回はともに秋~晩秋に訪れました。2015年時は友人と2人で訪問しました。

友人は日高見を注文。また10月の下旬でカキが入っていたので注文しました。宮城は広島に次ぐカキの産地です。松島も有名ですよね。

僕は10年前に生ガキに当たって救急搬送されてもなお、カキの魅力に取りつかれている人間なのですが、石巻のカキも美味しい。小ぶりできゅっと締まった身に美味しさが凝縮されています。月並みな言い方でしか伝えられずすみません。とぅるん!と食べた後に殻に残る汁がまた美味しい。結局友人と2人で2皿注文しました。一種の麻薬的な美味しさですね…。

初回訪問時から必ずオーダーしているのがアナゴの白焼き。次はアナゴの蒲焼も食べよう…といつも思うものの、お店で「穴子の白焼き」を見ると反射的に頼んでしまいます。焼きたてのアナゴの食感が実に魅力的で、ぷりぷりっ、ホクホク、サクサクの3つが存在し、時に混じりあう感覚です。白焼きはアナゴ本来の味が前面に出ていて、それをわさび醤油でいただきます。

次にお邪魔する際は穴子の蒲焼を…でもまた白焼きも頼んじゃうんだろうなあと想像するくらいには好きなメニューです。

今回(2017年11月)の訪問でもアナゴの白焼きを注文。もう水色のお皿も見慣れた景色になってきました。この水色と白身と焼き色と、わさびのコントラストもまた食欲を誘ってくれます。

11月の下旬でしたが、ご主人いわくサバの季節だそうなのでサバの塩焼きを頼みました。淡白に見えてしっかり脂が乗っていて大根おろしがとても合う。こちらもご飯がよく進みました。

左がつぶ貝、右がサバのお刺身。サバのお刺身もなかなか食べる機会がないんですが、旨味があふれて美味です。これまではシメサバやごまサバでしか食べてきてなかったので新鮮でした。サバをお刺身で食べるのは鮮度が保たれていないとリスクが高く、港で揚がった魚がすぐ届く石巻だからこそ食べられる一品ですね。

つぶ貝も個人的に大好きなので注文。やはり期待を裏切りません。このコリっとした食感がたまりません。

その他にもマグロのハラス焼きやナス、しいたけなどの焼き物、白子も食べました。本当になんでも美味しいです。僕は結構飲んで食べるので1人で6000円ほどのお会計になりますが、東京で食べるよりも格段に安く格段に美味しい魚介を食べることができます。

吉田類さんが「酒場放浪記」で来店した時の話も少しおうかがいすることができました。「六文銭」に行った際にはぜひご主人に尋ねてみてくださいね。優しく、あったかく、迎えてくれます。

新鮮な魚介で季節を感じられるのは幸せですね。次は夏に行く機会があるといいなと思います。

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